新年会の報告

2009年2月27日 金曜日

1月25日(日)12時より『ANAクラウンプラザホテル金沢 19Fスカイバンケット アストラル』にて、ゲストに安藤常光先生をお招きし「新年会&サロンコンサート」が開催されました。

 

Salon Concert Program

    ♪♪♪

♪座主 成一 ハイドン:ソナタ Hob.ⅩⅥ:35

♪堺  洋子  ブラームス:6つの小品より間奏曲118-2

♪澤田 和美 グラナドス:アンダル-サ

 ゲスト 安藤 常光 先生     ピアノ伴奏 徳力 清香

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」よりもう飛ぶまいぞ蝶々くん

シューベルト:歌曲集「冬の旅」D911より

おやすみ・菩提樹

シューベルト:音楽に寄す

 

3名の会員によるピアノ演奏に引き続き、ゲストの安藤常光先生は、楽しいお話と共に素敵な歌声をお聴かせ下さいました。お正月らしく、時折舞う粉雪を窓越しに眺めながら、とてもゆったりとした優雅なひと時を、約30名程の会員の皆様とともに過ごす事が出来ました。会場はとても明るく広々としていて、前菜のプレートには、ト音記号や音符のデコレーションが施され、ANAクラウンプラザホテル様のオシャレなお心遣いに感激でした♪

今回初めて、当協会賛助会員の北山吉明様、外松秀俊様が新年会に参加して下さいました。一言ご挨拶をいただきましたのでご紹介させていただきます。

石川県ピアノ協会新年会 ご挨拶

北山クリニック院長 北山吉明

子ども時代に音楽にふれることは、人間形成のうえでとても大切なことです。このことは、最近の脳科学の発達でも、良く分かるようになってきました。沢山のすばらしい音楽を聴いたり、演奏することで脳の記憶や情緒に関する領域が刺激されます。とくに音楽の持っているリズムに対する感覚は、この時期に高率よく記憶され身につきます。いったん身についたリズム感は一生忘れることはありません。もう一つ、ピアノを演奏することで、とてもすごいことは、眼と頭と指を使うことです。この三つが脳の中でつながりあって、沢山の神経の回路を作ります。演奏が上手になると音楽の持っている情緒を表現する感性の部分とも神経回路がつながって、巨大なピアノ演奏ソフトが脳コンピューターの中に出来上がります。子ども時代ならではの脳の働きなのです。私はスポーツ医学でバドミントンの子どもたちの運動神経の発達について研究、指導しています。その分野からピアノを弾く神経について見てみますと、バドミントンの運動神経の発育と似ています。とすれば、この時期にピアノを習うことは一生の脳の基礎を作ることにもつながりそうです。

とすれば、ピアノの先生方のお仕事は単に音楽教育のみにとどまらず、子どもたちの身体、特に脳の発達と感性の芽生えを育むすばらしいものといえます。頑張ってください。

株式会社 開進堂楽器 楽器センター金沢 店長 外松 秀俊

本日は、石川県ピアノ協会の新年会に出席させて頂きましてありがとうございました。また、ピアノ協会会員様のピアノ演奏、安藤常光先生のすばらしい歌をお聴きすることが出来、改めて新年を迎えた喜びを感じさせて頂きました。ありがとうございました。石川県ピアノ協会様に於かれましては、昨年も多くの活動を活発的に行って頂いております。本年も、昨年に引き続き開進堂楽器といたしましては、賛助会員として石川県ピアノ協会様を応援し、サポートしていきたいと思っております。
また、石川県での音楽文化が更なる発展致しますよう、協力させて頂きます。

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