石川県ピアノ協会

７月７日（月）　開進堂楽器　３Fイベントホールにて、金沢市出身の作曲家 ピアニスト 金澤　攝氏の公開講座が開催されました。鋭い観点から、歴史に埋もれた名曲の興味深いお話や演奏の他、貴重な楽譜を多数持ち込んでいただき、視聴覚ともに音楽の真髄に迫る有意義な講座となりました。

４月２０日（日）第９回　若い芽のコンサートが開催されました。

今回のコンサートはピアノソロの他、連弾を取り入れた華やかなプログラムとなりました。

若い方々のエネルギーに満ち溢れた演奏は聴衆を始終魅了し、盛況に無事終えることができました。

＜プログラム＞

１．ハイドン：ピアノソナタ第３２番　ト短調　Hob.ⅩⅥ-44　　　浦　大樹

２．バルトーク：組曲　op.14　　出坂　早希

３．シマノフスキー：主題と変奏　op.3　　中橋　未里

４．リスト：２つの伝説より　第２番　波を渡るパオラの聖フランチェスコ　　橋口　茉侑子　

５．シューマン：クライスレリアーナ　op.16 より　第１、４、５、７曲　　西村　友里

６．シューベルト：ピアノソナタ第２番　op.122　第３、４楽章　 五十嵐　郁絵

７．ドヴォルザーク：ボヘミアの森　　１st北林　多香子  2nd本多　春奈

4月17日（木）開進堂楽器　楽器センター３Fイベントホールにて、ハンガリーのピアニスト リスト音楽院ピアノ科主任教授ナジ・ペーテル氏をお招きしての公開レッスンが開催されました。

ユーモア溢れる語り口に大きなジェスチャー、和やかな雰囲気の中にも、音楽に対する深い理解と愛情が窺われる丁寧なレッスンに、ナジ先生の音楽世界に引き込まれる充実したひと時でした。

＜受講曲目＞

リスト：ペトラルカのソネット　１２３番　　川崎　梨恵

ベートーヴェン：ピアノソナタ第２３番「熱情」op.57　　山田ゆかり

 １１月７日（水）『室内楽の夕べ～ザルツブルガー・ゾリステンとともに～』１６日（金）『室内楽の夕べ～ポーランド国立交響楽団トップメンバーとともに～』を金沢市アートホールにて開催いたしました。

２夜に渡る大規模な演奏会となりましたが、”２００７ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭”参加自主事業として幅広くご案内することができ、２夜ともほぼ満席の大盛況で、出演者の方々も素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。

 ＜第１夜プログラム＞

１．モーツァルト：アダージョとフーガ　ハ短調　KV.546

２．シューベルト：ピアノ５重奏曲　イ長調　「ます」　op.114 D.667　小山英理奈

３．メンデルスゾーン：ピアノ３重奏曲　第１番　ニ短調 op.49 　米谷　昌美

４．ブラームス：ピアノ５重奏曲　ヘ短調　op.34　　澤田　和美

＜第２夜プログラム＞ 

１．バッハ：インベンション　BWV772～786より

２．ドヴォルザーク：ピアノ３重奏曲　第４番　ホ短調　op.90　「ドゥムキー」　 高田　寛子

３．メンデルスゾーン：ピアノ３重奏曲　第１番　ニ短調　op.49　 入澤　恵理

４．ラヴェル：ピアノ３重奏曲　イ短調　  川岸　香織

 ６月３日(日)、石川県立音楽堂コンサートホールにおいて『第７回ピアノ協奏曲の午後』が盛大に開催され、約９００名の方々がご来場くださいました。

６名のソリストが出演され、演奏される機会の少ない３台のピアノ協奏曲に取り組むなど、指揮者、山田和樹氏の気さくなお人柄、エネルギッシュなご指導に支えられ、研鑽の成果を十分に発揮されました。

 プログラムの最後に、ゲストとして宮谷理香さんをお招きし、円熟した生彩で美しいショパンの協奏曲 第２番を演奏していただきました。ソリストとしての魅力は勿論のこと、出演者一人一人にリハーサルからお声をかけていただくなど、お人柄も魅力のある素敵な方でした。

＜プログラム＞

１．メンデルスゾーン：ピアノ協奏曲　第1番　ト短調　op.25　　北野　なぎ沙

２．ショパン：ポーランド民謡の主題による幻想曲　イ長調　op.13　　梅木　綾子

３．リスト：ピアノ協奏曲　第1番　変ホ長調　　相良　容子

４．Ｊ．Ｓ．バッハ：3台のチェンバロのための協奏曲　第1番　二短調　ＢＷＶ1063

第一ピアノ　高田　寛子　第二ピアノ　連　桃季恵　第三ピアノ　松永　みなみ

５．ショパン：ピアノ協奏曲　第2番　へ短調　op.21　　宮谷　理香（ゲスト）